AI などの新しいデジタル技術を使って需要予測を高度化するためには、ツールの導入だけでは不十分です。該当するビジネス領域のプロフェッショナルがデータを創造する必要があり、そうしたミッションを持つ組織設計やデマンドプランナーのスキル育成を進めなければなりません。さらに、不確実性が高まるビジネス環境において、経営管理やマーケティングを支援する“需給のインテリジェンス機能”として需要予測チームを進化させていくことを提案します。
株式会社資生堂
プレステージ事業本部
S&OP グループマネジャー
10年以上にわたり様々な化粧品、日用品ブランドの需要予測を担当し、現在はS&OPマネジャー。コンサルティングファームの需要予測アドバイザー。JILS「SCMとマーケティングを結ぶ!需要予測の基本」講座講師。Journal of Business Forecastingや経営情報学会で需要予測の論文を発表。著書に『需要予測の戦略的活用』(日本評論社)や『全図解 メーカーの仕事』(共著・ダイヤモンド社)などがあり、21年12月に『この1冊ですべてわかる 需要予測の基本』(日本実業出版社)を新版化して発売。
※ 本セッションは2021年11月29日に開催された【JBpress World2021】データドリブンフォーラム
~真の経営価値を生み出すAI戦略とは~で発表された内容のオンデマンド配信となります。